長野 湯の丸高原と万座温泉
湯の丸高原と万座温泉
6月末、湯の丸高原のレンゲツツジを見に行きました。
上信越道の小諸ICから北に15キロ、その昔は草津温泉よりにぎわっていた鹿沢温泉への道案内の百観音様を数えながら、カラマツの新緑の急坂を登っていきます。地蔵峠に近づくと道端のレンゲツツジの強烈なオレンジ色が目に飛び込んできます。
ここで満開だと上はまだか?という不安がよぎりましたが、湯の丸高原駐車場に車を入れました。
 
湯の丸高原スキー場のゲレンデの上が、標高1850mの「つつじ平」です。平日だったので<サンデー毎日>の先輩方がゲレンデを黙々と登っているのを横目に(下目かな?)、往復¥800也、夏山リフトで涼しい風を受けながら標高差約100m稼いで到着。
満開のちょうど良いタイミングです。
   
はるか遠くに見える湯の丸山中腹の群落まで満開です。
この辺りには天然記念物のレンゲツツジが70万本群生していて、シラカバの新緑と幹の白、ズミの薄いピンク色、クマザサ、ワラビやコゴミなどのシダ類との緑のコントラストが美しいです。足元には、イワカガミやスズランも咲いています。下界は30℃を越えているはずですが、ここは20℃です。連れも暑がりなので、二人ともゴキゲンです。
   
イワカガミ               スズラン                ズミ
ここで豆知識
夏の間は牛が放牧されているのですが、牛は、なぜレンゲツツジを食べないのか?
ツツジ科の植物は毒素が含まれていて、ハチミツでの中毒もあるそうです。レンゲツツジにはロードトキシン(rhodotoxin)という神経毒が含まれているので、牛は食べないのです。実は、この毒素が素晴しい群落を作っているのです。ある場所で天然記念物のレンゲツツジを保護するために柵をつくったのですが、逆に全滅しました。牛や鹿が、毒のあるレンゲツツジを残して、他の草を食べてしまうので、このような群落ができるのです。
湯の丸高原から北側に下っていくと、旧鹿沢温泉があります。嬬恋村のキャベツで試験研究の仕事をしながら、プラベートの宿泊も含め年間40泊した雪山賛歌発祥の地「紅葉館」は別の機会に紹介いたします。ここが100番観音、最後の観音様になります。

  

嬬恋村は夏キャベツの大産地です。 
湯けむり人は、嬬恋村のキャベツに亜りん酸液体肥料「サンカラー」散布して、野菜に含まれる硝酸態窒素(胃液と反応して発癌性物質に変化)の削減効果を発見し、今年2月に特許公開になりました。

<この液肥サンカラーのお陰で神代の畑の野菜達も元気に美味しくしていただいております。感謝☆神代社長>
サンデー毎日な先輩
カーナビや普通の地図では出ていない農道「パノラマライン」はキャベツ畑とカラマツの林の間を走り、信号もなく開放的な北海道のような感覚になります。333馬力のエンジン全開で爆走を楽しみました。
万座ハイウェイ(¥1020)で万座プリンスホテルに向かいました。有料道路の領収書と一緒に、日帰り入浴の割引券が。ランチ&温泉だと、二人で¥800の割引になったのでお徳です。3Fの中華料理「錦」で中華焼そば(なかなかうまい)を食べて、いざ露天風呂に。標高1800m、雲上の露天風呂で、もうもうと蒸気を吹き上げる「空ぶき」と新緑の山なみを眺めながら入浴は最高の贅沢です。泉質は、草津ほど硫黄分と刺激が少なく優しい感じがします。真っ白に濁っています。露天風呂の一つは男女共用(混浴)でバスタオル着用可ですので、カップルでもゆっくり楽しめます。まあ、こんな平日は数十年前のギャルしか入っていませんので目の保養にはなりませんが。夜、満天の星空を見上げながら恋人と入れば、きっと素敵な夜になるでしょう。
 
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