山梨 芦安温泉
山梨 一ノ瀬高原 〜 芦安温泉 〜 瑞牆山
紅葉命!の湯けむり人の母親を連れて山梨を旅しました。圏央道のおかげで奥多摩までは1時間ほどで到着。
大宮から八王子までの国道16号線の地獄の渋滞は遠い昔のことです。

奥多摩湖を抜け丹波山村を過ぎて国道411号線から一ノ瀬高原に向かう狭い林道に入ると、
紅葉真っ盛りでした。

キャンプ場や民宿が点在していて絵に描いたような山村の雰囲気です。

集落から上ではカラマツの紅葉が美しく、風が吹くと雪が降るように葉が舞い落ちてきます。

笠取山への登山者の車があるくらいで、いつ来ても静かな林道です。

ぐるっと一ノ瀬高原を周り国道に戻ります。

411号線は青梅街道とも呼ばれ国道20号線の甲州街道の裏街道になりますが、
かつて柳沢峠は難所だったと感じる登り道です。
 
峠には茶店があり、ここからの富士山の眺めが良いです。山梨県塩山市に入り七福で昼食です。
霧島産の粉を使った上質な蕎麦と丁寧にダシをとった汁が絶品です。


ジャンボ海老天付にしましたが、海老だけでかなり満腹。
この海老も、味と香りが良くおいしいです。春は山菜の天ぷらがお薦めです。

でも七福の売りは甲州名物ほうとうです。
最近TV番組で紹介されたらしく昼時は長蛇の列になり、ほとんどの客は名物ほうとうを注文します。
待ち時間の混雑を考えると馬刺が付いた「お得な蕎麦定食」がなくなってしまったのが、常連としては残念。
子供の頃以来で名勝昇仙峡に足をのばしましたが、
車を止めるのに苦労した割には紅葉がイマイチでしたので、
早めに泊地の南アルプス市の芦安温泉に向かうことにしました。
芦安温泉は南アルプス北岳の登山基点で、
このときも多くの登山者がいたようですが軟弱者の親子は麓の紅葉を眺めるだけで大満足。
 


今宵の宿は「ペンション北地蔵」さんで、昨年の厳冬期にお世話になった宿です。
http://www14.plala.or.jp/kitajizou/


大雪路面凍結で車を出すのに苦労した思い出話をご主人と。
このときを機にスタッドレスタイヤでもチェーンを携行するようになりました。

前回「こんな山奥で学校に通うのが大変でしょう」と言ってしまったくらい
(大笑いされました)可愛いお嬢様にも再会。

まずは露天風呂で手足をのばしました。
ペンションですので、二ヶ所の風呂を貸切りで順番に利用します。

お湯はアルカリ泉でツルツル系。循環ですが清潔ですので不満はないです。


夕食はここの名物の巨大ホッケ焼きとオプションで母親にはイクラ丼を。
山梨で何で?ですが、北海道から脱サラで2004年にペンションを始めたとのことで納得。
このホッケだけでも腹いっぱい。

ほうとうが美味かったので、翌日この上の夜叉神峠にいくつもりでしたが、
瑞牆山(みずがきやま)の麓のほうとう屋に行くことに作戦変更しました。

日頃の疲れと山の静けさのせいか、夜9時には大爆睡でした。

朝食もたくさんの料理がならび、朝から食べ過ぎ状態です。塩辛がひと味違いました。
瑞牆山(みずがきやま)はラジウム温泉で有名な増富温泉の近くです。
 
清里の東側になります。

せっかくなら温泉に入るか?と聞いたら、冷たいのでやめると。
日帰りの湯の源泉は、25〜35℃(3つ浴槽がある)の温度ですので、
最初は勇気が必要です。我慢すればラジウム効果でポカポカしてくるのですが。

増富温泉を通り過ぎて、紅葉の渓谷を堪能しました。
  

瑞牆山の麓はカラマツの紅葉が美しく、山の空気をお腹いっぱい吸い込みました。


腹ごしらえは田舎屋へ。老夫婦が趣味でやっている(?)、ほうとう屋です。


最初のひと口目は物足りないかな・・・って感じですが、
素朴で野菜の甘みがぎっしりなほうとうは、また食べたくなる味です。

「ことしは不作なんだ」と店には出していない花豆を、
無理をお願いして納屋から出してもらいました。

この辺りの花豆は嬬恋村など群馬産の上を行きます。

「勤労感謝の日までで、今年は店を閉めるかな」だそうです。


中央道の渋滞を避けて、再度柳沢峠を越えて帰路につきました。

振り返ると富士山は夕景でした。

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